文章を書くのは苦手ですが、たまに更新します

違う世界の話

なんだか今日は不思議な夢を見たのでちょっと書きとめておく。

多分初めて見る夢なんだけど、今と少しだけ違う場所に住んでいて、ちょっと集合住宅っぽい感じ。でもお母さんとお父さんは同じ。この家何回も来て覚えてるって夢の中で言っていて、私がみた別の世界線では(今の現実の世界の事)もっと広い場所に一軒家で住んでるよって言ったら、母もその方が自分はのびのび暮らしてるだろうね、と言っていた。

鏡の中の自分はショートボブの髪型してて顔はちょっと若かったから多分20歳くらいだったと思う。そこに兄はいて、でも弟はいなかったから、そこに住んでいた場合は弟は生まれていなかったのかもしれない、と考える。

あと場面が変わって、なぜか過去の若かった頃のお母さんに会えてすごく肌が綺麗で懐かしく感じた。今の自分と今の母の中間って感じの見た目だった。

私はたぶんどちらかと言えば厳しく育てられてきたし、大体の事は否定されて育てられたから、両親に対する恨みとか許せない気持ちはもうずっとあった。子どもの頃辛かったことはルーズリーフ何十枚にもびっしり書いて母親に突きつけてやろうと思って書き溜めていたら、いつの間にか恨みも薄れていって、少しずつ許せていた。

そして今年のお正月の事なんだけど、母が昔のアルバムを引っ張り出してきて親戚に見せていた事がきっかけで私もパラパラ見ていると、両親が私をとても大切そうに抱きしめている写真や、母がお父さんだけを撮った写真を見つけて、そこにはどう見ても愛情しか感じることが出来なくて、その延長に今があるんだと思うとなぜか涙が出た。

私はずっと愛されて望まれて生まれてきたんだと理解してからは更に両親のことを許せるようになったと思う。

なので今日見た夢、きっと本当にあった別の世界線でも同じ両親、家族で過ごしていた事がちょっと嬉しかったな。ま、夢の話だから。夢でしかないかもしれないけど、うちは勝手にそう思ってます。笑

ひとつあげるとすれば、弟がいない世界は寂しいから私はこちら側で良かったな。知っての通りいつも弟が可愛いすぎると言っているのは、向こうでは弟がいなかったからなのかもしれないと予想する。

そしてもしも向こうの世界線がずっと続いているのなら、向こうも幸せであって欲しい。